[[授業資料/正規表現]]

*タグつき正規表現とは [#pe546785]
-一度正規表現にマッチした部分を後で再利用することができます。
-特に置換において威力を発揮します。

**使い方 [#l5defcd3]
+グループ化の「()」を使って、正規表現の中の再利用する部分を囲みます。
+1.で囲んだ部分を「$1」(「\1」でもOk)で参照します。

***例:動詞「読む」と思われるものを〔〕で囲む。 [#w102e5ca]

-検索語:(読[まみむめもん])
-置換する語:〔$1〕


***例:携帯電話の番号と思われるものを【】で囲む。 [#jbeadb73]

-検索語:(0[89][0-9]-[0-9][0-9][0-9][0-9]-[0-9][0-9][0-9][0-9])
-置換する語:【$1】


***やや複雑な例:青空文庫形式の振り仮名をひらく(振り仮名を本文にする) [#q7cbd506]

-検索語:/?([亜-熙]+)《([^》]+)》
-置換する語:$2~
(漢字だけにするなら$1)


***複雑な例:タグ付き正規表現でKWICを修正する(1行に2個以上ある場合) [#m14f1962]
(''RE''とある箇所を検索に使った正規表現に置き換えて使用)
-(^[^,]*,[^,]*,[^,]*,)(.*)(,''RE'',)([^,]*)(,''RE'',.*)$
-$1$2$3$4\n$1$4$5

→[[grepと置換でKWICを作る・1行に複数出てきた場合の対処>../grepと置換でKWICを作る#de00e0b3]]参照

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