コーパス言語学入門・日本語コーパスの活用
- コーパス言語学入門(人文社会系研究科/基礎文化研究専攻言語学専門分野)
- 人文情報学特殊講義(文学部次世代人文学開発センター)
- 言語学特殊講義(文学部言語文化学科言語学専修課程)
- 冬学期 4限(14:55~16:40) 法文1号室 111教室
2016/10/14
- 配布資料:「中納言の使い方」(次回以降も使います)
2016/10/7
「コーパス」について†
- 狭義のコーパス
- 言語研究を目的として収集され、言語研究のための情報が付けられたコンピュータ上で利用可能な大規模な言語データ。
- 現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ) / 日本語歴史コーパス(CHJ)
- 広義のコーパス
- コンピュータ上で利用可能な大規模な言語データ。必ずしも言語研究向きではないが、言語研究に利用可能。
- さまざまなテキストアーカイブ(新潮文庫の百冊 / 青空文庫 / 国会会議録)
- Web上のデータ
- 検索サイトの利用
- WAC(Web as Corpus)
紙の資料からコーパスまで (日本語研究資料の変遷)
- (紙の)本文
- (紙の)総索引(コンコーダンス)
- 各種の電子テキスト
- 構造化テキスト
- 形態論情報付きコーパス
コーパスに求められるもの
- コーパス以前の電子化日本語資料(とその限界)
- 個人研究者による電子化テキスト
- 出版社による電子出版物(CD-ROM)
- 新聞のデータベース(CD-ROM)
- 研究機関のデータベース
- Web上のテキストアーカイブ
- Webそのもの
- コーパスへの要請
- 大規模であること
- 各種のテキストが含まれていて、ジャンルなどのバランスがとれていること
- 著作権の問題がないこと
- 言語研究に利用できる情報がついていること
コーパスの設計とサンプリング
- (スライド参照)
- 均衡コーパス(Balanced corpus)
- 「バランスがとれている」とは?
- コーパスの母集団の設定とサンプリング
- BCCWJのサブコーパス
- 可変長と固定長
参考リンク
- 英語のコーパス リファレンス
- 現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)
2016/9/30
イントロダクション/日本語コーパスの紹介
「中納言」オンライン利用申込み